Posted on: 2025年1月3日 Posted by: on the horseback Comments: 0

一言:馬の成長力とスタミナの持続力 〇は狙いたい馬、△は次点

シンリョクカ 〇

福島牝馬Sで人馬共に落馬事故に巻き込まれるも、次走の新潟記念で見事に立て直し木幡初也騎手とともに念願の初重賞勝ちをおさめた。その勢いでエリザベス女王杯も先行して4着と好走。思えば4走前の中山牝馬Sでも3着と成長の兆しを見せていた。サトノダイヤモンド産駒は4歳秋以降に一気に成長するのかもしれない。先行押切脚質や今の充実ぶりから中山金杯も上位必至。真ん中より内枠で。

ボーンディスウェイ 〇

ハーツクライ産駒なので成長力に富む。5歳の秋に本格化するというのが私の説(ドゥデュース、サリオス、リスグラシュー、スワーヴリチャード、シュヴァルグラン)だが、本馬も昨秋5歳のオクトーバーS(リステッド)勝ちをおさめ、この中山金杯が最も充実したレースとなるだろう。中山も合っている。こちらは木幡巧也騎手(弟)だが、シンリョクカとのワンツーがあってもおかしくない。

リカンカブール 〇

昨年の中山金杯の勝ち馬でもあり、オールカマー3着馬でもあるので中山巧者。やや人気落ちする今回は狙い目。先行できる内枠で。

クリスマスパレード △

先週のホープフルSで同じキタサンブラック産駒のクロワデュノールが強い勝ち方をしたので、中山の馬場が合いそうである。一方紫苑Sで先行押切レコード勝ちがあるが、これは開幕週での高速馬場でのこと。よってスタミナが必要な今の馬場は合わない可能性も。抑えまで。7,8枠だと前半脚を使ってしまうので6枠以下で狙いたい。

ジェイパームス △

せん馬になって3戦目なのでそろそろ走る頃。堀きゅう舎と佐々木大輔騎手というこの先黄金コンビになろうであろう組み合わせ。後方待機策がよいので真ん中より外枠で。

マイネルモーント

中山は(2,2,0,0)と得意。ゴールドシップ産駒というのもスタミナが必要な金杯に合っていそう。前走チャレンジカップは強い馬相手に6着と健闘したが先行できず持ち味が生かせなかった。その前の江の島Sの逃げ粘りのレースが出来れば今回も。丹内騎手の一発があるかも。

ホウオウビスケッツ △

有馬記念に出走したら狙う予定だったが、除外され金杯まで2週間ずれた。天皇賞秋と有馬記念と2回ピークにしただけに、今はでき落ちしていてもおかしくない。斤量59.5キロも初体験でスタミナが必要な今の中山の馬場をこなすのは難しい。できれば放牧をして再度立て直してもらいたかった。とはいえ自力で3着はある。

アルナシーム

折り合いに難がある馬で、前走マイルCSのペースが馬の頭に残っているので今回も行きたがって自滅するのではないか。

エアファンディタ

前走チャレンジカップ3着はハイペースに恵まれ追い込みが決まったと考えると、今回強力な逃げ馬がいないので再現は難しい。武豊の騎乗スタイルにあっているので、次走以降、武豊騎乗で(今回は戸崎)ハイペースになりそうな時が狙い目。

パラレルヴィジョン

これも折り合いが難しい馬で、マイルを使われてきたので2000メートル戦はかかってしまい厳しいだろう。なぜ京都金杯1600メートルではなく中山金杯2000メートルに出走するかが疑問。内枠で脚をためられた場合のみ上位。

ラーグルフ

2年前の金杯勝ち馬。近走は不振で復活の兆しが見えない。

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