Posted on: 2025年5月30日 Posted by: on the horseback Comments: 0

ダービー 東京芝2400メートル

ダービーでは騎手が継続騎乗の馬を狙いたい。誰もが欲しいタイトルはやはりデビューから馬を熟知している騎手が勝つのが似合う。ここ数年ダービー初制覇の騎手が出ていないのでそろそろ出るころでもある。すると両北村騎手となる。

クロワデュノール

前走皐月賞は不利があったが、それを跳ね返さないといけない馬。レース直後に言い訳をしてほしくなかったが、興奮していたからだろう。今回のインタビュー動画では皐月賞の不利について目の色変えてコメントしていないので、ファウストラーゼンがまくってきても動じない精神の成長があったように思える。ホープフルステークスの時は、ファウストラーゼンがまくって一呼吸おいてクロワデュノールが追いかけていったがその競馬が出来る気がする。

クロワデュノールの母はイギリス産のライジングクロスでリステッドを1勝しただけだが、母父はケープクロス。種牡馬としての成績がすごい。産駒にシーザスターズ、ゴールデンホーンの凱旋門賞馬、女傑ウイジャーボード、パリ大賞典馬ベーカバドもいる。ライジングクロスは期待されて日本に輸入されたが、やっとクロワデュノールで花開こうとしている。

それと北村友一騎手の連続騎乗。大怪我のあと昨年重賞を勝ちまくり、いい馬に巡り合えた。ダービー初制覇のチャンス。本人もわかっていると思うが最後のチャンスになるかもしれない。それだけダービーで有力馬に騎乗すること自体が難しい。馬を信じて乗るとインタビューでもいっていたので正攻法で落ち着いた騎乗をしてくれるに違いない。馬場も超高速ではないので、先行して横砂競馬で勝てそう。勝ったらホープフルのように泣くな。

相手は何頭かいるが人気薄でいえばレディネス。横山典弘騎手がデビュー以来ずっと乗っているのがよい。新馬戦とプリンシパルは後方待機策で最後の脚だけで勝った。弥生賞は先行して伸びきれず。ダービーは間違いなく後方での競馬になる。武豊のサトノシャイニングも後方に控えるだろうからベテラン2頭が後ろからいくという面白いダービーになりそう。

ファンダムも鞍上が北村宏司騎手で、最後のダービーチャンスだろう。毎日杯圧巻だったので応援したいが2000メートルまでの馬のような気がする。

ファウストラーゼン

おそらく向こう正面でまくる。しかし今回鞍上のミルコは、近2戦のGIで苦い思いをしている。ヴィクトリアマイルでは後方から仕掛け遅れて届かずの3着(シランケド)。オークスは早めにスパートして最後ばてて5着(リンクスティップ)。よって今回のまくりは出来るだけ仕掛けを遅らせる。3角くらいからまくるので、その時はミルコ!と叫びたい。意外と話題になっていないが母母父がケープクロスである。

血統表を全馬みて気づいたが、母系にハーツクライが結構いる。母父ハーツクライがミュージアムマイルカラマティアノスファイアンクランツ。母父がハーツクライはファンダム

馬をあげたらきりがないので、馬券はクロワデュノール中心に買いたい。楽しみすぎるダービー。

Leave a Comment