Posted on: 2025年3月2日 Posted by: on the horseback Comments: 0

 

中山記念 中山芝1800メートル

1着 シックスペンス

2着 エコロヴァルツ

3着 ソウルラッシュ

足元不安説あるなか10キロ増のシックスペンスがハナ差ながら快勝。ルメール騎手が内目を追走し、直線半ばで空いたスペースへ難なく進路どりを成功。最後にエコロヴァルツをかわした。コースロスを抑えたルメールの好騎乗があったので枠次第ではかわせなかったかもしれないと考えると実力差は大きくはない。対するエコロヴァルツは4角手前からM.デムーロがスパートをかけたのが疑問符。もう少し待って追えば朝日杯の豪脚があったはずなのに残念。次回もう少し追うのを待てる騎手がよい。また予想通りエコロヴァルツは折り合いがばっちりついていたのでこの距離のレンジならGI戴冠もありうる。3着ソウルラッシュは中団で進め直線では後手に回って外に馬を出すのに稍手間取った。開幕週の落とし穴にはなってしまったようだ。マイルに慣れたソウルラッシュなので前目につけられるはずだったが、もしかしたら年齢的にずぶくなっていたのかもしれない。対してアルナシームは好条件の内枠を取れなかったことが痛かった。内枠で狙う馬であることを再認識。サイルーンはスタートで後手を踏んで内目に入れたが直線では前が開かず、かつ余力も残っていなかった。9か月の休み明けなので次走もう一度期待したい。

チューリップ賞 阪神芝 1600メートル

1着 クリノメイ

2着 ウォーターガーベラ

3着 ビップデイジー

勝ったクリノメイはジュベナイルフィリーズのゲート内で暴れたため外枠発走、14着惨敗からのゲート再試験を経ての勝利。陣営の苦労が目に浮かぶので、この結果は嬉しい。レースはスタートを決めて前目につけての粘り腰。この戦法は新馬、サフラン賞勝ちと同じなので桜花賞でもこれでいくだろう。オルフェーブル産駒の期待の馬となった。ウォーターガーベラは河内調教師のラスト重賞を武豊騎手にいらした時点で戦法は決まっていた。前走きさらぎ賞で前目につけて伸びずのレースだったので、後方で脚をためる戦法が合っている。それを最も得意とするのが武豊騎手。レースでは予想通りに後ろで脚をためたが、直線では外に出せず内に入れざるを得なかったことが敗因となった。桜花賞では注意が必要である。ビップデイジーはこれまでの好走が2通りあったので、どちらを桜花賞に使うかを試しているようだった。結果、今回のように前目につけるのではなく、後ろからいった方がよいことが分かったのは収穫であろう。

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