〇は狙いたい馬、△は次点
中山記念 中山芝1800メートル
一言:開幕週で逃げ先行有利
アルナシーム △
前走中山金杯は内枠スタート。後方内目で脚をためて、最後の直線では進路を外に見つけ完勝。藤岡佑介の好騎乗。この藤岡祐介騎手は今回も騎乗するが、先週のフェブラリーステークスのペプチドナイルではやや消極的な騎乗を反省していたので、この中山記念では積極的ないい騎乗を見せてくれるだろう。この馬マイルチャンピオンシップにも出走しているが基本的に1800から2000メートルが得意。昨年小倉で行われた中京記念も内枠から楽に追走し、最後外に進路を見つけて早め抜け出し粘りこんだ。この戦法が使えるから今回も内枠なら本命もある。外枠発走のエプソムカップはやや行きたがって途中から3番手につけてしまい最後伸びに欠いた。内枠が好走条件である。
エコロヴァルツ 〇
昨年のダービーの頃は気性難から逃げて最後ばてて8着。その後セントライト記念3着、菊花賞9着いずれも抑えがきかず逃げてばてる競馬。前走オクトーバーステークスは中山1800メートルと今回と同じ舞台だったが、3番手でうまく折り合えた。距離が1800以下が折り合える距離だというのがわかる。これで朝日杯3歳ステークスで見せたように、折り合えば終いの脚がきれることをもう一度証明した。今回メイショウチタンが逃げるのでその後ろでうまく折り合えば勝利もある。
シックスペンス 〇
同じ舞台のスプリングステークスは強かったが相手が弱すぎた。しかし毎日王冠では古馬相手に先行抜け出しの横砂競馬。成長していれば圧勝もあり得る。持続力というより、切れる脚を持つキズナ産駒。馬体重に注目。
サイルーン △
気性難から4歳時に騙馬になったが、折り合えるようになり連勝でオープン馬に。重賞初挑戦はレーベンスティールの勝ったエプソムカップで4馬身離れた4着。その後の休養期間にさらに成長しているはずで、当日の馬体重や気配に注目。